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中学硬式野球 タイプ別 チーム選び「人数が多いチーム」

実績があるチームには選手が多く集まります。また有名な指導者がいるチームなども同様です。全体で100名を超えるチームも多く存在しますが、基本的にトップチームは1つですし、ベンチに入れる選手は二十五名程度です。
 
チームによっては、限られた環境をメインで使用できるのはトップチームのみで、あとの選手はランニングばかり、なんてこともあります。逆にうまくやりくりしているチームは、選手が多ければABCなど複数チームに分けて、あまり選手を同じチームに固定せずに、成長した選手や調子のいい選手を常に入れ替えながらチームを活性化しています。
 
選手が多く、なかなかトップチームに上がることができない・・という悩みは、高校野球以降は日常的に隣り合わせとなりますので、中学の段階からこういった競争環境に親しんでおくこともいい経験になると思います。
 
しかし、入団当初から主力選手の顔ぶれが変わらない、なんていうチームも稀にあります。これは本当に実力的にそうなっているケースは本当に珍しく、指導者の考え方によるケースが多いのではないかと思われます。
 
また有名高校野球部のスカウトのように、入学前にベンチ入りやスタメン入りを確約してしまうというパターンもあると噂では聞きます。成長したり、努力が実を結んだ選手をつぶさに観察して、活躍させるセンスを持つ指導者がいるチームを選びたいものです。
 
中学硬式野球の段階では全く実績を残せなかったが、その頃の地道な努力が実を結んで高校で活躍する選手も大変多くいます。これは本当に素晴らしいことです。しかし芽が出ていないとしても、適度に活躍の場を与えてくれる、実戦経験を積ませてくれるチームが理想のチームだと思います。
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