勢力図は必ず変わる!あきらめるな!クラブチームでの生活。

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中学硬式野球のクラブチームは極端にいうとプロに近い集団です。実力主義で活躍の場が与えられます。自分で勝ち取らない限り上には上がっていけないんですよね。
 
 
もちろん指導者はできるだけ均等に出場機会や練習機会を与えてあげたいと思っているに違いないと思います。しかし、練習時間の限界や、試合に出られる人数の限界があります。またチームがめざましい実績を残すことが、ひいては選手たちの進学先にも影響することを考えています。
 
 
チームによてっては1学年の人数が50人にものぼる人気チームもあるようです。しかし指導者から見ると1学年の人数は24〜25名程度が望ましい、という意見が比較的に多いようですね。
 
25名を上回ると、公式戦にはベンチ入りすらできない選手が出てくること、25名以下ならオープン戦(練習試合)の日に2試合あれば、A/Bチーム分けて、ほぼ全員を出場させやすい。などの理由があるそうです。
 
 
また選手のキャラクターやポジションによってもチャンスの巡ってくる回数も変わるでしょう。守れるポジションが多くて足の速い選手は、出場機会に恵まれるチャンスは多いですよね。逆にキャッチャーは内野、外野と違って一人しか守ることができないポジションだけに、控え選手の出場機会は限られてきます。
 
 
こんな事情から、人によっては「このチームはこのポジションが手薄だ」などの情報を入手して入団するチームを選ぶという方もいるようです。練習ばかりではなく、実戦から経験を多く積みたいと考えるのは誰しも同じだと思います。
 
 
選手によっては、「今はスタメン入りできないけど高校で活躍できるような準備になればいい」と決めて焦らずに練習に邁進できる人もいるでしょう。しかしそこまで達観できる人は少数派ですよね。ほとんどの人はなんとかスタメンに入れてもらえるようアピールして、食らいついていると思います。
 
 
もちろんチームには入団当初から体格にも恵まれ、野球の才能に溢れる選手がいるチームもあるでしょう。しかし1年生大会で活躍していた選手が、3年生の時には控えに回ってしまっていることなどは本当によくあることです。
 
 
たった3年間のクラブチームの生活はあっという間ですが、その時間の中で体格も、野球選手としても激しく変化できる時間です。スタメン入りできるかやベンチ入りできるかなどで一喜一憂せずに、がむしゃらに頑張っていい時期だと思います。
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